運が良い、ついている、という言葉を耳にすると思います。反対に運が悪い、ついていない、という言葉も聞くでしょう。この運、不運は浄霊という霊能者のとり行なう霊法儀式によって変わることを知っている人は少ないようです。
ある浄霊のお話をしましょう。これは、ついていない、ということが連続で起こった人の浄霊の話です。その人はある日、仕事で出張した帰りに、観光で有名な神社にお参りをしました。翌日、出勤しようと思ったら電車が事故で３時間も止まってしまいました。また、決まっていた仕事の契約がキャンセルになり、週末には恋人から、他に好きな人ができたから別れてほしいと言われました。これはほんの初期のことで、その後、わずか１、２年の間に、実家の両親が相次いで病死、たった一人の兄弟も突然死、会社は倒産という不幸が続きました。その人が暗くなり、人との付き合いを避けるようになったために、友人もみんな離れていきました。この人は、行きていく気力を失いかけていましたが、ある夜、あまりの淋しさに耐えかねて、誰か、人の声を聞きたくなって、電話占いをしてみることにしました。ところが電話占いの霊能者と話を始めたとたん、その占い師は、相談者に憑依した霊について語り始めました。
電話占いで鑑定してくれた占い師は、この１、２年悪いことが続いているのではないか。自分には何も落ち度が無いのに、何か変な感じがしないか、などズバズバと言い当ててきました。霊能者の力とは恐ろしいものです。相談者が生きていくのも嫌になって、投げやりになっていることも、すべて霊視したのです。相談者は、あまりの的中率に驚き、自分の心の中を透視されたことで、高い霊能力を持った占い師に心を開くことができました。それまで我慢していたものが一気に吐き出されて、涙がこぼれて止まらなかったそうです。
