姓名判断
姓名判断は一般的に、人の名字と名前の画数からその人の性格や傾向、運勢などを解釈するものです。自分の名前の総画数であったり、名字と名前をわけて数えたり、名前の最初と最後や真ん中の2つを合わせたりと複雑な方法を取る流派もあるように、細かいところで分けるとその占い方は千差万別。
名前という誰もが持つ固有の判断材料があるので占いに使いやすく、また運命的な要素も強いのでメジャーな鑑定の一つとされています。名前や画数で性格や運命を左右することとされているので、このことを踏まえて命名することもあるぐらい。「キラキラネーム」と呼ばれるように、赤ちゃんに付ける名前がかなり自由とされている風潮があることをご存知かもしれませんね。そのように、名前を付けることでその人の一生を左右することから、字面とともに字画を考慮することも珍しくはないでしょう。もちろん字画ばかりに気を遣い、肝心の意味から離れてしまっては元も子もありません。意味を込めた上で、そのあとに字画からもメッセージを解釈する。その二つの検証をしてみると、より完成度が高く、愛着がわきやすい名前を付けることができるのです。
また、例えば同じ名前であっても使う漢字が違うので、それぞれで異なるキャラクター像が生まれることも説明できますね。単純に漢字に込められた意味というだけではなく、その画数が示す意味やメッセージも含めて考えると、新しい解釈の仕方ができてその人自身を知る一つの要素になることも確かなことかもしれません。
芸能人でも姓名判断を元に芸名を変更した例も多くありますよね。そのように自分の人生に必ずついてまわることとして、その重要性も高く思われています。
子どもやペットに名前をつけるときにも重宝するので、機会があれば目にしてみるとよいでしょう。赤ちゃんの命名用の本もたくさん出ているので参考にしてみてください。また、電話占いの専門家にその詳細を尋ねてみるのも良いはずです。
四柱推命
四柱推命とは、中国で発祥した陰陽五行説にもとづいて占う方法です。陰陽五行説についてごく簡単に説明すると、世の中には「木火土金水」という5つの要素があるという考えです。木は火を生んで、火は土を生み、土は金をつくりだし、金は水をつくる、そして水がふたたび木を生じさせるというのが大まかな由来。
それぞれが特徴や相性を持っていて、そのタイプで性格や運勢を判じることができるという解釈なわけです。それが相性とも関係しているのがこの方法の特徴。例えば、自分が火の要素を持っているとします。火は木から生まれているので火からエネルギーをもらって(奪って)います。火は木を燃やすことができるというイメージでもOK。そうした関係にあることから、火は木に対して強い関係にあると考えるのです。逆に、火は水に弱いということに注目してみましょう。この場合は火のエネルギーを消してしまう関係にあるので、火にとって水はあまり相性があわないタイプだといえるのです。そのように、ある要素から別の要素が生まれ、それが巡り巡っていろいろな事象をつくりだしているのです。もし自分とどうしても相性がよくない、反りが合わないと思う人がいたらこの五行を探ってみるのはいかがでしょう。自然のエネルギーが両者の間で知らないうちに関係しているとしたら、考え方を変える必要がでてくるかもしれませんね。
この五行に生まれた年、月、日、時の4つ(四柱)をプラスしてその人のことを占うのが四柱推命です。単純な生年月日だけでなく、そこに名前や使用する漢字といった固有の要素を付け加えることで、より占いの正確さを向上させた点で信憑性を上げました。
