電話占い体験談あの世へ魂を運ぶバスに、危うく引き込まれそうになった話。

テレビドラマか小説か、なにで知ったかは忘れましたが、行き先不明のバスの話を実体験しました。もしあのバスに乗っていたら、今頃自分はどうなっていたのか。とても怖いし気になります。私は教師をしており、天文部の夏合宿に顧問として帯同することになりました。星を見るわけですから、当然都市部からかなり離れた山間での合宿となります。最寄りのバス停まで徒歩で1時間ほど、しかもバスは1日3本という山奥。集落どころか民家ひとつ無いほどです。もっとも、天文部の合宿には最適でしょうか。さて私の不可思議な体験は、合宿初日の夜に起こりました。煙草を吸うために外へ出て、少し歩いた場所で一服しました。誰もいないため静かで、また街灯も無く周囲は真っ暗でした。3本ほど吸い終って、さあ帰って寝るかと踵を返したとき、ふとエンジン音らしきものが聞こえてきたのです。こんな道路もハッキリしない山奥に車が?不思議に思って立ち止まっていると、確かに向こうから車のライトらしき明かりが近付いてくるのでした。徐々に近付いてくるライトから、それがバスであることが見て取れました。はて、バス路線なんて無かったはずだし……そうこうしているうちに、バスは私の前で停まり、ドアが開いたのでした。思わず運転手の顔を見上げましたが、車内は薄暗くてよくわかりません。ただ私はなにかに引き寄せられるかのように、ドアに一歩踏み出したのでした。そのとき、「先生、どうしたんですか」と後ろから生徒に呼ばれ、ハッと我に返ったときには、バスは消えていて生徒もバスなんか見ていないと言うのでした。

東京都・女性・教師

霊能者の先生の見解

実はこういった場違いな乗り物が登場するお話、何件かこれまでに聞かされたことがあります。お便りを元に遠隔霊視を行なってみたところ、どうやら合宿地の近くでバス事故があり死者も出ていますね。そのためそこを基点に霊道ができ、死者霊がその霊道を歩くようになっているのがわかりました。特に邪霊、悪霊の類が投稿者へ憑いている様子もなく、お祓いなどは必要ないでしょう。ただし興味本位で行くべき場所ではないですね。今回のように、いつあちらへの扉が開かれて招かれるかわかりませんから。

電話占い華雲

霊能者の紹介村主先生所属先:電話占い華雲

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