私は良縁に恵まれず、彼氏ができたとしてもその関係は長続きせず、すぐに終わりを迎えておりました。
いつの頃からか私は「私と真剣に付き合ってくれる人はいないんだ」と勝手に思い込み、日々、銀行のOLとして働き、一人暮らしのアパートに帰る恋愛とは疎遠の生活をしておりました。
そんなある日、中学高校と仲の良かった友達から結婚式の出欠案内が私のもとに届きました。私はそれを目にした瞬間、酷い孤独感と淋しさに襲われ、その場に座り込んでしましました。今から出会いを求め行動したとしても、私は30の半ばを過ぎており、誰も私に振り向いてくれないと自暴自棄に浸っておりました。電話占いを知ったのはそんな時でした。どうしてもこの孤独と淋しさから逃れたい、誰か私のそばで私のことを大切にしてくれる人がほしいと思っていた私は、電話占いに出会いのすべてを賭けてみました。
受話器から霊能者を名乗る人の声が聞こえてきたとき、なぜか私は声を出せませんでした。すると、霊能者は「あなたは出会いを求めて、私に電話をかけてきましたね」とまるで私の心を見透かしているかのように言いました。そいて霊能者は私に「◯月◯日の◯時に私の指定した場所へと訪れてごらんなさい。きっとあなたの求めている異性が現れるでしょう」と言いました。
電話占いを利用した後日、私は霊能者が指定した日に指定された場所に訪れてみました。そして、なんと理想の彼と出会うことができたのです。その方とは交際するまでに至り、来月にはその彼と結婚を控えております。
東京都台東区・E・Sさん・女性
