日本の人気占い師や霊能者のルーツとは?
現在、巷では電話占いが人気です。街角に座って占いをするよりも、電話占いのほうが主流になっている感すらあります。電話占いでよく用いられる占いの手法として霊視や霊感を活用した占い、あるいはタロットカードを用いた占いがあります。こういうものは、太古の昔から日本に存在していました。邪馬台国の卑弥呼は、霊視・霊感などの能力を活用して、国家の安全を祈祷することが仕事でした。
現在では皇族一家が、その役割を担っておられますが、その方法については一切非公開。時々『皇室日記』という週末の早朝番組で祈祷を始める時の様子(あるいは祈祷が終わった時の様子)が放映されますが、どのような祈祷をしているのかは、一切公開されません。古墳が国家機密事項であるのと同じで、祈祷の方法も国家機密事項なのです。
しかしこの国家機密事項も、民間の僧侶たちの手によって、少しずつ学問が深耕されて、今では、高野山とか比叡山などでの毎朝・毎晩の祈祷に活用されています。その方法は宗教学的に見ても、おかしなものではなく、数千年を経た今では、多くの霊能者・霊感のある人、人気占い師などが習得している技術です。電話占いでも、このような占いの技術を体得している占い師さんと出会うことができます。
四柱推命などの統計的な占い学(ひとつの学問です)は、中国の数千年の歴史に支えられています。何万人、何十万人という人のデータをもとに算出された統計データなので、一定の信用性があります。霊能・霊感などを活用する人気占い師さんたちのなかには、仏教を学んでいる人もおり、佛教大学という大学があるように、学問として体系的に占いを習得している人もいます。マスコミの影響もあると思いますが「なんとなく直観で」占いをしていても、当たる人気占い師さんにはなれないというのは、この歴史が証明しているのです。
世界規模での霊能者や占い師について
世界に目を移すと、霊感、霊視、透視、テレパシーなどありとあらゆる方法を駆使していたのが、みなさんもよくご存知のノストラダムスです。中世のフランスが生んだ史上最大の予言者と言われています。ユダヤ人であった彼は、今でも世界中にセンセーショナルな話題を提供しています。彼の予言でにこの世が終わるという予言がはずれたことを知っている人も多いでしょう。具体的には彼の「の7カ月間、宇宙から驚くほど強くて恐ろしい王様がやってきて、火星人が地球を支配するであろう」という予言がはずれました。
しかし、彼が予言していた項目はのこの件を含め、1000件以上あります。すでに的中したもののなかで、みなさんがよく知っているのはフランス王・ルイ16世の逮捕、スペインのフランコ将軍の出現、ドイツのヒトラーの出現、第二次世界大戦、クリミア戦争、アラブ諸国の台頭などがあります。今後起こるであろうとしている事柄として、第三次世界大戦、ロシアにイギリスが侵攻すること、イタリア国内の革命などがあります。世界的に有名な予言者(幅広い意味合いにおける人気占い師)だって、「はずれることもあれば、当たることもある」のです。
占いの「当たり・はずれ」をどう解釈する?
日本における電話占いの人気占い師さんでも、ノストラダムスのような世界的な占い師さんであっても、外すことはあります。野球の世界でイチローがどれだけよくヒットを打つと言っても、約7割の球は、彼のような超天才であっても打てないです。打率8割のバッターなど、この世に存在しません。
私たちは、どちらかと言うと電話占いにおいて当たったことよりも、外れたことのほうをよく覚えています。テレビで霊視や透視などのショーを観ていても、外れたことのほうをよく覚えています。しかし、実は外れたように見えることのなかにも当たっている要素があると、私たちは知るべきです。
ノストラダムスのの予言は外れました。しかし、彼は宇宙から強くて怖い人がやってくると言っています。それって、近年の「地球温暖化」のことであるとも解釈可能なのです。ではなく、それから何年か経て、地球の温度は平均で2度くらい上昇しています。宇宙からやってくるとノストラダムスが言っていたものは、実はパワーを年々増す太陽光のことであるのかもしれないのです。
電話占いにおいて「当たった!外れた!」という見方はわかりやすさゆえに、多くの人が当たり外れで一喜一憂しますが、外れた内容にこそ、真実が隠されていると、私たちは謙虚に電話占いの人気占い師さんの言葉を受け止める必要があるのかもしれません。