イタコ霊能者が行なう電話占いとは
当たると評判の数ある電話占い・電話鑑定のサイトの中にも、特徴のある霊能力を使う霊能者が所属するサイトがいくつもあります。ここではその中でも、イタコ霊能者が所属して相談者の鑑定に当たっている電話占いサイトについて見ていきましょう。
イタコ霊能者とは
イタコとは、広い意味で霊媒師のことを指します。低級霊や邪霊、生者の生き霊を自らの身体に降ろす口寄せ(憑依・降霊)、さらには高次神仏霊界にいる神仏霊や死者霊の意思を、自らを媒介として相談者に伝える自動書記・霊界通信(その身に降霊させる場合は、こちらも口寄せと言います)などを行ない、いわゆるあの世や高次霊界にいる霊体と、私たちが今いるこの世の人間とをつなげる役割を持っています。では霊能者であれば、誰でもイタコとして口寄せや霊界通信を行なえるか、実は意外にもその答えはNOなのです。イタコとして実際に霊体と接するには、持って生まれた霊能力や修行により精度を増した霊能力、つまりイタコ自身に高い霊格と強い霊能力、そして精神力が備わっていなければなりません。
たとえば神仏霊と接触し、相談者の運命や未来を神仏からイタコが聞こうとしたとします。しかし、イタコの霊能者としての資質が、神仏霊を口寄せできるレベルまでに見合っていなければ、神仏霊は何一つ答えてくれないどころか、そもそもイタコの呼び掛けに応じてもらえずに霊的接触自体できないことになります。口寄せする前の段階で止まってしまい、鑑定は先の段階へと進めなくなるのです。たとえ神仏霊に接触できそのご神託を得ようと口寄せしても、流れ込んでくる神仏霊の意識のパワーに圧倒されて口寄せ状態を保つことができなくなり、これまた鑑定どころではなくなります。ですからイタコが霊媒師あるいは霊能者の一種とは言っても、イタコはそれらよりも上の霊格を備えていると考えてもいいでしょう。神仏霊を口寄せするためには、より強力な霊能力を備えるための、より長い修行を経てきていると考えられるのです。ですから皆さんが口コミで得た情報、あるいはインターネットでの検索で行き着いた電話占いサイトで、『イタコ』が霊能者として在籍、あるいは全員がイタコ霊能者であるということは、それだけ“当たる”、“的中する”、“叶える”ための自信、もちろんそれに見合う霊能力と実績があり、そのための高い霊格を持って口寄せ霊能術を行なえるイタコ霊能者が揃っていると考え、電話占いサイトを選ぶ際の判断材料として良いでしょう。
熟練イタコだからこそできる、“当たる口寄せ”
電話占いとイタコ霊能者-口寄せ-
さて、イタコ霊能者は電話占いにおいて、当たる・的中する・叶えるの信頼に足る肩書きであると以前に書きました。では実際の電話占いにおいて、イタコ霊能者が行なう霊能力鑑定とは、一体どういうものなのでしょうか。顔の見えない相談者を、どのようにして霊能力で鑑定するのでしょうか。イタコ霊能者の代表的な霊能術のひとつである、口寄せについてご紹介しましょう。
イタコ霊能者の口寄せとは
低級霊、生き霊、死者霊、そして神仏霊など、あらゆる霊体をイタコが霊媒師となってその身体に降霊させることを口寄せと言います。口寄せは、低級霊や動物霊などの悪霊を降霊させる場合には、“憑依”とも言います。イタコが行なう霊能術の中で口寄せは一般的ですので、ある程度の修行を積んだイタコなら、口寄せを誰でも行なえると思われがちですがそうではありません。精度の高い口寄せを行なえるのは、苦しい修行と長い経験を持った熟練のイタコに限られています。と言いますのも口寄せの流れとは、まず霊体を正確に見付け出し、その霊体が本当に相談者の望む霊体かどうか、真実を見抜く集中力や精神力が必要になります。次に口寄せするのですが、降霊対象の霊体をイタコはすべて受け入れる必要があります。霊体を自らの体内に降霊して宿して鑑定を行なうわけですから、霊体を受け入れて尚、口寄せ中も自らの意識も保っていなければなりません。そして最後に、霊体から聞き出すべきことを聞き出し終われば、霊体を自分の身体から霊能力を使って引き離す(霊界へ戻す)ことをしなければなりません。霊能力の弱い、また霊格の低いイタコなら、口寄せをしてそのまま低級霊に身体と魂を乗っ取られてしまうリスクがあるのです。神仏霊ならそんな乗っ取るようなことをしないし大丈夫でしょう?いいえ、違います。弱いイタコなら逆に神仏霊のパワーに引き寄せられてしまい、魂を神仏の霊界に持って行かれてしまうのです。ですから口寄せを行なえるのは、霊格が高く修行を充分に積んで経験もある、そんなイタコ霊能者でなければならないのです。そこまでの霊能力を持っているイタコだからこそ、正確で当たる霊能力鑑定ができるのです。