霊能者を選ぶポイント現代に伝わる占いの種類の色々

最近は電話占いが隆盛しているので、雑誌やTVにおける占い特集などでその一端を見かけたことがある人も数多いのではないでしょうか。しかし、占いってどんなものかしら、当たるものかしらなどと、中身がわからないだけに不思議にも思われることでしょう。しかし、天候や人々の生活に関連して、占いは村や町が発展したばかりの古代から大々的に行われてきたのをご存じでしょうか。とても古くて、歴史があるものなのです。

例えば、旧約聖書の「イザヤ書」には、夢占い、卜者、口寄せによる占い、星占いなど、現代にある様々な占いをするものたちが描かれています。日本では万葉の昔にはすでに、辻と呼ばれた交差点で行われる易の一種の辻占が盛んでした。しかし、「観無量寿経」には、占いをしてもらったところ、親子が互いに猜疑心を抱き、集落が滅びかけた説話も含まれるくらいの影響力があり、例えば日本の仏教のひとつの浄土真宗では占いを無益な迷信としています。

占星術には熱心なファンも多く、雑誌やテレビの月ごと、あるいは日ごとの運勢コーナーで誰もが簡易版に親しんでいますが、日本では、9世紀頃に、「文殊師利菩薩及諸仙所説吉凶時日善悪宿曜経」という密教の経典を元にした宿曜道が、真言宗の空海によってもたらされました。この密教系占術は、中国発祥の四柱推命と同じく東洋占星術の一つで、暦を元に発展したものです。チベット仏教においては、サイコロ占いが仏教の教えに矛盾が無いとされて行われ、サイコロ占いの手引書となるラマも存在しています。古代四大文明の一つの黄河文明で、天候や政(まつりごと)について神託をうかがうための亀甲占いが行われ、易占や卜占に発展してきている経緯があるせいで、サイコロによっても易占ができることも有名なのです。現代に至るまでの長い歴史において、戦乱だらけのなかでどうやって勝つか、神に聞きたくなるのも頷けますね。

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