霊能者がその能力を使うときによく行う方法に透視と言うものがあります。透視を単純に考えると、目に見えない、または見ることのできないものを見ると言うことになります。超能力者が封筒の封を開けずに中身を言い当てる事も透視の一つになります。
霊能者が透視を用いる事自体を霊視と呼ぶ場合もあります。霊視や透視は、直接会い対面して話す事が不可能な状態では必要不可欠な役割を果たす霊能力となり、そしてその状況こそが、まさに霊感占いそのものだと言って良いでしょう。電話占いのように、相手の顔や身体が見えない状況であっても、この透視能力によって情報を抜き出し、必要な対処法を導き出す事が可能なのです。守護霊から助言を聞き出したり、悩みの原因になる場所を突き止めたり、様々な状況に対応できる情報を集めるのが透視なのです。霊視や透視を行うことにより、除霊や浄霊と言った儀式が必要になってくる事があります。除霊や浄霊のような強い霊能力を用いる儀式を電話占いで実行する事があるのでしょうか?なにより、電話占いで除霊や浄霊の儀式は可能なのでしょうか?これは電話占いの霊能者によって様々なのですが、基本的には除霊や浄霊は可能になります。
その方法自体も、また様々なので、一概にこう言う形で行うとは言えません。しかし、この除霊や浄霊の儀式こそ電話占いにおける最大のポイントであって、ここを疎かにするような霊能者には本当の能力が備わっていないと見ても良いかもしれません。そもそも除霊とはどのような事をさすのでしょうか?「除霊」、読んで字のごとく、霊を除く事になります。身体や土地、建物などに憑依している悪霊を取り除く事を除霊と言います。除霊を行うには高度な霊能力を必要とします。
そのために電話占いのような状況での除霊は難しいと感じる方もいるでしょう。しかし、霊能力と言うものはそのような状況下に置かれても、まったく関係なく能力を発揮できるものなのです。電話占いによる除霊が、目の前に相談者がいないからできないと言うのであるなら、霊視や透視はなぜ可能なのでしょうか?霊能力は、人との実際の距離で作用するわけではありません。ですから、霊視や透視を成功させた時点で、相談者の本来の姿を霊能者は掴んでいるのです。それは、目の前で対面して話している事と、まったく同じものだと考えてみると解りやすいと思います。