おつきあいをしているMさんが妻帯者だと気付いたのは、交際から2年近く経った頃。土日も普通にデートしていたので、まったく気がつきませんでした。「君のことを失いたくなかったから嘘をついた。妻とは先週別れたから、これからも一緒にいてほしい」とプロポーズされましたが、時を同じくして元彼から、今でも好きだと告白されました。本心では、心から好きだった元彼のもとに帰りたいのですが、私のために奥さんと別れてしまったMさんに申し訳ない気がして。どうすればいいでしょうか?
麻里さん・28歳・会社員・宮城県
鑑定師の先生から
まず、Mさんの思念を読みとってみたのですが、彼が非常にいい加減な人間であることがハッキリしました。実は奥さんと離婚もしていないし、離婚の意思すらないことが判明したのです。麻里さんとズルズル交際を続けるつもりでいたMさんの心は私利私欲にまみれ、腐臭を放っていました。反対に元彼はというと誠実そのもので、魂にアクセスをした私も、すがすがしい気持ちになれるのでした。
「Mさんは離婚していないし、奥様と別れるつもりもないようなので、迷うことなく誠実な元彼を選んでいただきたい」とお伝したところ、麻里さんはMさんへの怒りを抑えきれないご様子。しかし私のこの言葉で、麻里さんのオーラはパッと一転、明るくなりました。「彼の麻里さんへの温かな想いが私にも伝わってきます。そして元彼と寄り添い、やさしく微笑む麻里さんの将来も私には見えています。彼なら永久の幸せを約束してくれるでしょう」。麻里さんは、「はい」と頷いてくださいました。
鑑定から程なくした頃、麻里さんから連絡をいただきました。Mさんに、本当は離婚していないんでしょうと詰め寄ったところ、慌てふためき白状してきたそうです。これで迷いなく元彼との交際をスタートさせられますと笑う麻里さんの言葉はとても軽やかでした。
彼のささやく愛の言葉が真実か否か――愛に迷ったら、ニコールにご相談ください。いつでもお力になります。